採用活動

Gaspard2008-01-19


 こちらの部署に来て、4ヶ月目。

今月から大きなイベントである新卒採用が始まった。もちろん人事部を兼ねているので説明会やら設置の関係で1月から4月まではバタバタする。


先日、今年度の初めての会社説明会を行った。


と、同時に今年の4月入社予定の学生が内定辞退を宣告してきた。
彼は今年からアルバイトとして、数回輸入の仕事をメインに働きに来てる。


内定自体の理由は「予想していたより、残業時間が長いし、新入社員はみんな終電まで働いている」

「輸入の仕事は緊張感があるし、プレッシャーがかかる云々・・・」


要するに自分の描いていた社会人ライフと開きがあったということ。
それをわずか数回で見切ってしまう彼には驚く。(二年働いても仕事の本質なんてなかなかつかめないと思うのに)
こちらから連絡しても、連絡つかずなので、本当の真相はわからないけど。

彼は東京だったので直接働きぶりは知らないけど、彼の今後が心配でならない。




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上の絵は東京で描いて完成させた一枚の絵。

タイトルは単純に「ISTANBUL」と決めた。昨年仕上げた「UNFORGETTABLE」「SCENES」に次いで三作目。


二年前に訪れたトルコ・イスタンブールでの一枚の絵をもとに描いた。
ヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡。そのアジア側にいる一匹の猫がヨーロッパ側を見つめている構図。
モチーフとしては最適だった。

ただの風景画として流されるのではなく、立ち止まって、考えてくれて、どこか哀愁を感じてくれるような絵を書いてみたいと思った。
それを色で表現したいと思った。数々の美術館を回って前々から思っていた。
EGON SHIELEのようなタッチで表現したかったけど、なかなか難しい・・・

今回の絵は自己採点で50点くらい。

最初の絵は95点、二回目の絵が30点くらい。

最初の絵は無我夢中で描けた。筆が止まらずに自分の頭の中にある色が頭の中に溢れてきて、それを外に表現できた。

二回目の作品は最初の作品を意識し過ぎて、其れが全くできず、しかも個展の締め切りに追われて最後のほうはイメージよりも「ごまかし」で描いていた。

今回の作品は時間的余裕はあったのものの、途中から自分の描きたいイメージが崩れていった気がする。
なんとか持ちこたえようとするも最後は逃げていた気がする。

自分のイメージとおり描くのは難しい・・・