旅日記④ ブルガリア編続き

Gaspard2006-03-17



 ブルガリア編。続き。


次の日からブロヴィデブというブルガリアの伝統的な色濃い町に連れていってもらう。


そこはローマやオスマン帝国の支配された歴史があり、その名残が残っている町だった。Plamenはここでも親切に案内してくれた。丘から見る町の景色はすごい癒される・・・。

その後は彼のお父さんに車でブルガリアで有名なリラの僧院に連れていってもらった。ここは観光客で溢れていた。


ブルガリアは料理がすごいおいしかった。Plamenのお母さんは作ってくれる料理はまさにブルガリア家庭的な味がして、思わず何度もおかわりしてしまうくらい・・・。

例えば・・・

キョフテ(ハンバーグみたいなミートボール?なんだけどチーズが入っていておいしい。ボリューム満点)
ムサカ(チーズの上に肉、ポテト、オニオンを盛り合わせたもの。豪快な料理)

カバルマ(肉と野菜をグラタン風にした料理)

タラトール(ヨーグルトにキュウリをいれて、ニンニクで味をととのえた冷たいスープ。クセあり。)


やっぱチーズがおしいかった。やっぱり本場?のヨールルトも超濃厚なのです!


ブルガリアの人たちは少しシャイな感じだけど、とても誠実で気さくな人たちばかりでした。


ブルガリア滞在4日目の朝、ルーマニア国境の町RUSE(ブルガリアルーマニアをつないでるバス、電車はないらしいので、一度国境の町まで行って乗り換えしなくてはいけない)へ向かうのだ。

最後までPlamenは親切にバスのチケットの手配もしてくれたし、乗り継ぎがスムーズにいくようにバス会社の人とも相談してくれた。

彼は最後にブルガリアの伝統的な人形とポストカードをプレゼントしてくれた。ここまでお世話になっておきながら、自分があげたのは日本の写真とインスタントの味噌汁だけだったので、少し悪いような気がした。でもこの借りは日本で返す。。。


「次は日本で会おう!日本着いたら手紙送るから!」


彼は日本に来るのは難しいのは知ってる。彼にとってアジアとは本当に遠くにある場所。そしてさらにその先にあるのが遥かかなたの日本。。。日本人学生が気軽に外国に旅行するような感覚をブルガリアの人たちはほとんど持っていないのだろう。だから俺がもう一度ブルガリアに来なければ、二度と会うことはないのかなあと思うとちょっと寂しくなる。

「Thanks very much for visiting Bulgaria ! Tommy!!!」

「ありがとう」と言いたいのは俺のほうだよ・・・。


Plamenと別れたらまた一人になって寂しくなる。


そしてもう一人のルームメイトがいるルーマニアへと向かう。。。


Thanks !!! Plamen!!!


(続く)