読書と映画
読書
「史上最強の哲学入門」飲茶 読みました。
これはおもしろい、一気に読破しました。
今まで、世界史で習った断片的な知識でしかなかったのが少しだけ繋がった気がした。
アリストテレス、プラトン、ヘーゲル、カント、ニーチェ、デカルト、サルトル etc
正直、今まで名前しか知らなくて、(どんな思想なのかとかもまったく知らず)、
ヘーゲルの弁証法なんて、名前からして困難そうだな、とか
ソクラテスとか、アリストテレスとか、ヘラクレイトスとか、名前が似てて覚えにくいな・・・
そんなレベルでしか知識がなかったけど、この本は 自分みたいな素人が読んでもスラスラ読めてしまう
本当にわかりやすく書いてある。
ニーチャの下記が一番印象的でした。
「超人」とは、人間を超越した存在ではない。超人が普通の人間と違うのは、「強くなりたいという意志をしっかりと自覚し、それから目を背けない」というただ一点のみ。例えば、走りたいと思えば、世界最速を目指すため努力し、学びたいと思えば、世界最高機関に入るために努力し、体を鍛えたいと思えば、強大な筋肉を得るためにジムに通い、己を鍛え続ける。失敗を恐れて、努力しないことの言い訳を決して言ったりはしない、すべては強くなるために・・・。
哲学はなんか別に知らなくても別に不自由ないしと思ってたけど、
人として生まれてきたのだから、こういった偉人の思想を糧に自分の人生を振り返ったり、今後の人生について考えてみることも大切だと思った。
そう、人として生きてきたのだから、向上心を持ってこの先も生きていきたいと思う。
映画
東京に来てから、映画を見る頻度が少しだけ増えた。
ここ一年で観た映画は、猿の惑星、阪急電車、ブラックスワン、ソーシャルネットワーク、アバター、ミッションインポッシブルとか。
この中で一番、印象に残った映画は、やはり「阪急電車」です。
なんと言っても、自分が4年間住んでた街というか鉄道沿線が舞台になっているから、
その風景を知っている人にとっては堪らなくいい。
このブログでも何度も叫んでて、諄いかもしらないけど、舞台となっている西宮周辺は本当に日本で一番じゃないか、と思うくらい綺麗な街だと思う。なんというか、時間が止まってるんだよね。慌ただしくないというか余裕があるというか。
(まあ時間的、経済的に余裕がある人が多いから、というだけかもしれないけど)
そんな街にある、阪急線の西宮北口から宝塚までの電車の中で起こる数々の人間ドラマ。
ボノボノしてるけど、なんか心温まる。
母校もキャンパスなんかも出るし、まさに懐かしくなって、この街に、またあの阪急電車に乗って生活してみたいなと強く思った。
キャスティングもなかなか素晴らしい。