ヨーロッパ旅日記⑩

Gaspard2006-04-02



 ポーランド編。



寒い寒いポーランド。でも暖かく迎えてくれたポーランド・・・




降り立ったのはポーランドの第二の都市クラクフ。そこは第二次大戦でも破壊を逃れて昔ながらの町並みが残ってる町。二日目の夜、たまたま街を歩いていたら、なんとルーマニアで行き違いで会えなかったOVIにばったり会う。いやいやこれは驚き。こんなとこで会うなんて。なんの約束もなしに外国の地で会うなんて本当に・・・。

彼とはいい意味でも悪い意味でも留学生活で欠かせない人物だった。だから彼には会っときたかった。久しぶりの会話、でも全く変わってなかった。彼も友人とポーランド観光に来てるので、少ししか話せる時間がなかったけど、話せてよかった。

「日本で会おう」という言葉を最後にしたのだけど、でも彼とは会うことはないような気がした。自分から会いに行かない限り・・・ずっと。。。


そんな偶然の町、クラクフは町の雰囲気もよく、物価もヨーロッパのわりには安く、すごい気に入ってしまった。


そして二日目は近郊オシフィエンチムにあるアウシュビッツ強制収容所に行く。。。

チェコで一緒のホステルになったオーストラリア人の友人が収容所に行ったので、こう聞いた。
「Do you have good time in アウシュビッツ ?」(アウシュビッツのスペルがわかんない。。。)

「No !」

「Why ?」

「It depressed me...」

実際にアウシュビッツに行って、この質問が愚問だということに気づいた。
まさにアウシュビッツは「depressing」だった。この言葉が一番ピッタリ合った気がした。


そして観光気分でここに来る自分を恥ずかしく思った。


歴史の重みを知るにはここが一番いいかもしれない。


そして次はドイツに向かう。